今年初めての本焼きが始まります。
一旦素焼きして釉薬を掛けます。
素焼きの温度は700度
素焼きした作品。
皆さん上手に出来てますね。
樽に入っているのが釉薬です。
この釉薬は透明釉。
長石、カオリン、白石灰、ストーブの灰を混ぜてあります。
買えばキレイで安定的な釉薬が手に入るのですが
釉薬って結構高いんですよね。。。
材料を買って自分で調合する方がはるかに安く済みます。
失敗もたくさんしますし、手間もかかりますが
それも陶芸の楽しさかもしれません。
ストーブの灰だってすぐに釉薬として使えるわけではありません。
水につけて攪拌してゴミを取ったり、上澄みの油っぽいのを取ったりを
約3カ月ほど!
最後に乾燥させてやっと釉薬の材料にします。
この釉薬は透明釉ですが、この灰を使っているおかげで雑味があります。
小さい黒と白の粒が出てきます。
キレイな透明釉もあるのですが土や作品によって使い分けています。
話がそれてしまいましたが、釉薬を掛け終えて乾燥させ窯入れも終わりましたので
そろそろ本焼きいたします。
出来上がりが楽しみです。。。