安産祈願


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当山では安産祈願のお参りをする風習が古くからあります。

通常妊娠5ヶ月に入った最初の戌の日に安産祈願をし、腹帯を巻きます。

腹帯を巻く目的としては、第一に保温です。冷えは難産や逆子の原因になりえます。

さらにおなかが大きくなると腰痛が起きることもありますが、腹帯が骨盤と重くなったおなかを支えてくれ、

腹圧が高まることで体のバランスをうまくとれるようになり、腰への負担を軽減する効果があります。

また、胎児の位置を安定させて発育を助ける効果もあります。

 

普門寺の安産祈願の日程

妊娠5ヶ月に入ります前にお電話にて安産祈願の御予約をお取りください。

通常、妊娠5ヶ月の最初の戌の日ですが、お仕事やご家族のご都合で御来山出来ない場合は大安や友引でも結構です。

ただし、仏滅の安産祈願は致しません。

お祝い事ですので午前中に祈願致します。

 

当日の持ち物

腹帯をご持参ください。

白いさらし布が古来からの習わしですが、近年では手軽で使いやすいガードルや腹巻き、ベルトタイプのものなど種類が豊富にあります。

妊婦さんの使いやすい腹帯をご持参ください。

 

安産祈願当日

宇和島市祝森にあります当山普門寺までお越し頂き、寺務所にて受付させていただきます。

受付では申し込み用紙に妊婦さんのお名前、ご住所、生年月日、数え年、出産予定日をご記入していただきます。

その際にお持ちいただいた腹帯をお預かり致します。

 

安産祈願終了後

安産祈願が終わりましたら

  • 子安地蔵さまのお札
  • 安産御守り(肌守りです。腹帯の中に入れてください。)
  • 御生符(おごふと読みます。お地蔵様の御下がりのお米です。産月近くに普通のご飯と一緒に炊いて召し上がってください。)
  • 腹帯(ご持参いただきました腹帯に朱肉でお地蔵様の御しるしをさせていただいております。よく乾かしてからお使いください。)

をお持ち帰りください。

 

安産祈願料(冥加料)

  • 安産祈願            金六千円也